通勤時間というものが生活の中で復活し、
私にとっては唯一ゆっくり本を読む時間となっている。
そして、図書館の本がどうも気持ち悪くて読めない
ちょっとビョウキなワタクシの蔵書はふえるばかり・・・
といってもそうそう買えないので、前に買った本を読み返したりもする。
その場合、やはり大好きな宮本輝の本が多くなる。
そんな私の本棚に、最近増えていきそうな作家さんがちらほら。
一人は川上弘美さん。
「蛇を踏む」が割と読まれているようですが、私は「センセイの鞄」がすき。
おじいさんのセンセイと、飲み屋さんで偶然再会する昔の教え子の月子さん。
その二人のゆっくりとした時間の重ね方と、
年の似通ったナマナマしい男女間ではなかなか訪れてくれないような、
穏やかで普通の、「親しい」けど「いろっぽくない」関係を、
長ーく保ったうえでだんだん深まっていく相手への関心や想い。
そんなホワンとした温かい気持ちの間で、時々プププと笑わされる会話。
読み終わってから、自分がセンセイと月子さんにすごく気持ちが寄り添ってる感じがしました。
これは映画化もされたそうで、小泉今日子と柄本明がでてたようです。ゼヒ観よう。
キャスティング、結構うれしい感じ。
すごーくみなさんが知ってることだったりするかもしれないので、
やや恥ずかしいけど、私はつい最近まで映画化されていたことをしらなかったので、
結構興味津津。
あと一人は重松清さん。
すごく書かれる時代背景が私ら世代というか、
ご本人も私と7歳しか離れてないせいか、
描かれる人物像がすごく身近な感じがする。
まだそんなに作品は読んでないけど、「トワイライト」という作品がよかったかな。
小学校の時に埋めたタイムカプセルをきっかけに
かつてのあこがれのヒーロー的存在だった男の子や女の子、
天才肌の男の子、ちょっと知能に遅れのあった男の子などが再会する。
そこで知る、それぞれの昔と今、理想と現実。
年齢的にも気持ち的にも戻ることのできない過去への切ない想いや、
理想や夢を実現できず、いっぱいいっぱいな自分へのジレンマなど、
なんとなく「そーやんなー」と共感してしまう作品でした。
なんとなく、川上さんは時間のとらえ方が不思議な感じで、
ふわりふわりと漂う感じが読んでいてしました。(わかりにくいな、すまん。)
一方重松さんはしっかりどっしりめっちゃ現実な感じ。
どっちが好きかといわれると、今はわからんなぁ。
どっちもスキ。
反対に読んでて意外とつまらんなあと思ったのが、
「ぽっぽや」の作者の浅田次郎さん。
すごく男目線のお話を読んでしまったのか、つまらんかった・・カネかえせーくらい。
買った本で新しくお気にいりとなる作家に出会うと
なんかめっちゃ得した気になる。
そして揃えてしまう・・・あぁ、また家にモノがふえてしまう・・・
今年は開かずの間をどうにかするためにも、
モノの淘汰をしてこう。ウン、でも本は捨てへんな、で、結局、片付かんな。・・・ハイ、おそまつ。